勉強の勘所をつかむには
2020.11.03 Tuesday
今週の週刊朝日(2020年11月6日号)の特集記事に、
「東大合格者が語る『勉強の勘所をつかんだきっかけ』とその共通点」
というものがあり、とても共感できたので紹介します。
以下引用 週刊朝日(2020年11月6日号)
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「テスト何点だった?」
「俺は90点。お前は?」
「負けた!」
早稲田アカデミーで、東大を目指す高校生が集まるクラスでの一コマだ。テスト返却のたびにこんな光景が見られる。「東大必勝コース」副責任者の古居美香さんは言う。
「テストの結果を言いたくない生徒は多いのですが、東大を目指す層でそうした生徒は少ない。逆に楽しそうに話します。点数が低いことで劣等感を抱くのではなく、『お前すごいな、俺も頑張ろう』と考える生徒が多い。勉強から楽しみを見いだすのが得意です」
受験テクニックも重要だが、より本質的に大切なのは学びへの意欲だ。
「東大に合格する人の共通点は、自分から幅広く学ぶこと。東大入試に求められる思考力の基礎があります。こうした生徒は、私立の中高一貫校に通っていなくても、合格するチャンスは十分にあります」(古居さん)
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これ、非常に重要なことだと思うのです。
正直、地域密着の個人塾では、東大に合格するような奇才天才に巡り合うことは少ないですが、
成績が大きく伸びる子どもに共通していることは、「競争心」があって、そこにつまらないプライドがないことです。
競争相手がより高い点数であったときに、相手を称えて「次こそは自分も」と考えられることは大切です。
また、相手のミスで自分が勝ったとしても、そこに満足することなく、謙虚に努力できることも重要です。
このように考えているので、プラス進研の授業では、確認テストの点数は生徒自らが「口頭申告」するスタイルを貫いています。
そこから自分が何を学び、次にどうするか、自ら考え行動できるようになる生徒は、やはり飛躍的に成績が上がっていますし、
高校進学後も順調に成績を伸ばして、難関大学に進学していく生徒を数多く見てきました。
記事の通り、公立中学からでも難関大学を目指せるような学習の基礎を築くことは可能なのです。