だから私は授業をする
2019.05.08 Wednesday
はじめまして、塾長の水野です。
ひとりでも多くのお子さんの学びに有効な情報をご提供したいと思っておりますが、はじめに、以下をお読みいただいた上で、それぞれのコラム等に進んでいただきたいと思います。
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「どうしたら、うちの子は勉強できるようになりますか?」
「どうしたら、うちの子は英単語や漢字を覚えられるようになりますか?」
はじめて塾にいらした保護者の皆さんからのご相談で、最も多い内容です。
しかしながら、この種の質問に、明快にお答えできた記憶がありません。
むしろ、明快に答えられる塾の方、いらっしゃるならば、指南いただきたいぐらいです。
まず、第一に、この種のご質問に対する私の回答とその理由はこうです。
【回答】
(現時点で)「わかりません」(ですから)「探していきましょう」
(そのために)「まずはお子さんにお会いできればと思います」
【理由】
(現時点で)私はお子さんと会ったことも話したこともありません。
要は、お子さんと一度もお会いしたことがない状況で、判断はできないということです。
現代は多様性を認め合う時代とも言われています。お子さんが育つ環境も多様化していて、物事に対する価値観や根本的な考え方もさまざまです。だから最適な学び方だって当然、お子さんの数だけあっていいのです。
それをお子さん1人で見つけることは至難の業ですし、時間もかかってしまいます。合理的ではありませんね。
そこで、塾(私たち)と一緒に、最適な学び方を見つけて、サクセスストーリーを作りましょう。ということになります。
そのためには多くのコミュニケーションが必要で、その中で信頼関係を築いていくことが大切です。信頼関係なんていうものは、一朝一夕でできあがるものではありませんから、まずは「授業」を通してコミュニケーションをとることから始めます。
つまり、「授業」は私たちとお子さんとをつなぐ架け橋のようなものです。だから私は「授業」にこだわります。
授業(特に集団授業)をしていると面白いです。何が面白いって、子どもたちみんなバラバラで、さまざまな発見があることです。
その発見のかけらを拾い集めて、子どもたちひとり一人の学び方を考え、対話して……、サクセスストーリーはこの繰り返しから生まれているものばかりです。
ですから、ここで紹介するコラムやストーリーは、すべてのお子さんに当てはまるというわけではなく、あくまで「こういうことがありますよ」という物語の結晶と言うことがふさわしいと思っています。
このブログでは、
「学び方のヒント」や「学習アドバイス」、「過去のサクセスストーリー」などを紹介していきますが、
上述の内容を踏まえた上で、お子さんの学習の参考にしていただければと思います。末永くお付き合いいただけますと幸いです。