週1回なら塾に通わないほうが良い!? 【通塾を検討するなら】

2019.12.02 Monday

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    こんにちは。

    少々、乱暴なタイトルになってしまいました…。

     

    今日は学習姿勢を身に着けて、成績を向上させるためのお話です。

     

    2学期に入って、成績が飛躍的に伸びている子が何人もいます。

     

    中学1,2n年生では学校の順位が30番伸びた、40番伸びたという子たち。

    驚くことに、1学期300点ほど→2学期期末430点超という子も!あっぱれ!

     

    3年生では、模試の偏差値が春に比べて10近く伸びたという子たち。

    まぁ、3年生に入ってからの偏差値の伸びについては、

    私たちは当然のことと思っているので、自慢するには値しないのですが…。

     

    印象的なのは、数学が苦手で、毎週土曜日に補習(授業週2+補習1回)で呼んでいた子の

    定期テストの成績が気づかないうちに伸びていたことです。

    家ではなかなか宿題に取り組むことができなかったりするので、

    本人は渋々ですが、土曜日に塾で課題に取り組んだりしていました。

    繰り返すことの大切さを実感してくれていると嬉しいのですが…。

    また、そうしているうちに、自宅学習ができるようになってもらいたいものです。

     

     

    さて、塾のチラシで「週に1回から通塾できます」といった文言を目にします。

    「気軽に通える塾」といったアピールをしたい個別指導塾によくある文句です。

    しかし、あくまでこれは、❝塾に問い合わせるためのハードルを下げる❞ための

    セールストークであり、本当に週1回が良いのかどうか、と言うと、別な話です。

     

    たとえば、真剣に中学受験に取り組んでいる塾で「週1回」なんて聞いたことがない。そう思いませんか?

    これは、どうしても高い授業料をもらいたいから複数回なのではなく、

    複数回でないと、塾として保護者の方の期待に応えることができないと考えるからです。

    結果、中学受験の場合、全員必須ではないプレミアム感も重なり、授業料が高額になりがちなのです。

    私の場合、中学受験は高校受験の片手間に担うことではないと考えているので、

    現状として、中学受験のコースは設定していませんが、やはり週1回はあり得ないと思います。

    (中学受験の話をしたいわけではないので、この例は終わり)

     

     

    成績の伸び悩みに悩む小中学生の保護者の方から、よく伺うのは、

    「家では全く勉強しない」

    といった、お子さんの学習姿勢への不満・不安です。

     

    そこで通塾を検討し、個別指導塾の「週1回からOK」を見て、

    週に1回でも塾で勉強してもらえれば…となるのでしょうか。

    そして、個別指導塾に入ったとします。

     

    結果はどうでしょう?

    思っているほど効果が上がらないことが多いのでないでしょうか。

     

    しかし、それもそのはずです。

    お子さんへの思いとは裏腹の塾通いになっていますから。

    「家で全く勉強しない」お子さんに「週1回」の通塾…。

    「塾が夜の社交場」になっているなんていう話を聞いたことがありますが、

    まさにお子さんにとって夜の社交場として立派な役割を果たすでしょう。

     

    正直お話ししますと、自宅学習ができないお子さんは、

    週1回なら塾に通う意味はほとんどないと言えます。

    学習姿勢が変わるはずもなく、お金と時間の浪費です。

    もし、1教科を週1回で通塾している方は、直ちに見直すべきです。

    (1日1教科・週2回という場合でも、1日2教科に変更した方が良い)

     

    個別指導塾の多くは80分〜90分を1コマとして、

    1教科80分(週1回)で授業料〇〇円というパターンが多くなっています。

    その場合、例えば…

    〃醉貌に80分の授業を受けます。(宿題も一応出ます)

    火曜日〜日曜日は自宅学習しません。(やったことは忘れます)

    M盻儀醉貌に80分授業を受けます。(ふりだしに戻っています)

    こんなイメージです。

    学習姿勢が身につき、成績向上が現実となるでしょうか?

     

     

    ここには問題がいくつかあって、

     

     

    1、塾の授業

    自宅学習のできないお子さんは、80分間集中して授業を受けることができません。

    おそらく45分〜50分が限界でしょう。実際、私たちの塾でもそうです。

    ですので、非常に効率の悪い学習になります。

    さらに、個別指導は「お子さん次第」のところがあり、お子さんのペースが優先されます。

    (これがグループ授業との大きな差で、ゆとり教育が生みだした弊害でもある)

    ですから、授業時間のわりに学習が進んでいないことが多くなります。

    (当然、集中できないので講師も考えて無理をさせないでしょう)

     

    2、自宅学習ができないことで

    宿題を出しても、翌週の月曜日までに「いつかやろう」となり、翌週の授業を迎えることになります。

    ですから、授業で学習したことの定着率はほぼ0%に近いものとなります。

     

    3、学校の復習で塾に通うなら

    算数や数学が苦手で学校の復習したいとします。

    中学校では数学の授業が週4回(中2は3回)あります。

    平日5日間のうち4日間は授業がある計算です。だからスムーズに進みます。

    その復習を週1回に凝縮する…。無理があると思いませんか?

    もちろん、これは小学生にも言えることです。

     

    4、いつまでも「できる」と実感ができない⇒やる気も生まれない

    翌週、授業を受けても、またできない事が増えている(学校の授業は進む)ので、

    自信もつかず、やる気になりません。

    学習の醍醐味である「できなかったこと」が「できる」ようになるり、「学ぶ意欲」が生まれる

    なんていうことは到底あり得ないことです。

     

    この流れをお金に例えるなら、(学校に行っているだけの状態を0円とします)

    ,子さんのために月曜日に3,000円を投資しました。

    火曜日からの1週間で、投資したお金を使いました。

    M盻儀醉貌には0円になり、また3,000円を投資しました。

    つまり、4週間たつと、原資である12,000円が0円になります。

    なんという損失でしょうか。これを1年(12カ月)続ければ…。

    銀行に預けて得をする時代ではないと言っても、倒産しない限り元本は保証されますから、

    それを考えるとこれは大変なことだと理解していただけるのではないでしょうか。

     

     

    そんな訳で、塾にお子さんを通わせるなら、授業時間は短くても週に複数回のプランが最適です。

     

    冒頭で、「土曜日に補習に来ていて成績が伸びていた」という話を出しましたが、

    理想は、「塾の授業と自宅学習で成績が伸びる」ことです。

    必要以上に塾に来て勉強することが美学なのではありません。

    家では勉強しない子なので補習の声がけをしていましたが、

    あくまで「自宅学習」ができるようになるための、塾としての一手です。

    最終的に「自宅学習ができる」「自発的に塾の自習室を使える」ような人に育ってほしい

    それが私たちの変わらぬ願いです。

     

    「自習室貸してもらえますか?」

    今しがた、卒業生が勉強に来ました。移転前の教室の卒業生なので、はるばる松戸から。

    定期テスト前で焦っているのでしょう。

    けれど、自発的でなければ、ここまで電車賃使って来ませんよね。

     

     

    今度は成績向上の秘訣についてお話しようと思います。それでは。