変わる定期テスト  【ノートの持ち込みOK ■テスト廃止】

2019.11.28 Thursday

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    「ノートの持ち込みOK ■テスト廃止」

     

    変わる 定期テスト

     

    これは、昨日11月27日(水)の朝日新聞・社会面のメイン記事である。

    「ノートの持ち込みOK」という文言を見て、❝面白い❞と思い記事を読み進めた。

     

    記事を要約すると、以下のような感じであった。

     

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    福岡県須恵町のある中学校で行う定期テストでは、「自学ノート」なら何冊でも持ち込むことができる。

    生徒の机には、カラフルな付箋が貼られたノートがある。10冊以上積み上げた生徒も。

    どの教科も問題が多く、記述が中心。終了のチャイムが鳴ると「難しい」「時間足りん」の声。

     

    以下は、国語の問題例。

    ⇒新聞のコラムにタイトルをつけさせたり、「コンビニはなぜ『曲がり角』なのか」を121字以上で書かせたり…。

     

    この取り組みは今年度から。年間4回の定期テストを2回に減らし、「自学ノート」持ち込みがOKに。

    「自学ノート」は毎日1ページ以上自宅学習し、教員に提出する自作ノート。原則「手書きのみ」。

    教員は毎日中身を点検するという。

     

     

    ある女子生徒の反応は

    「最初は嫌だと思った。勉強しても差がつかない」

    しかし、問題が増えて難易度も上がり、ノートを要領よくまとめなければ時間切れ。

    結果的に、

    「毎日ノートに整理するようになって、頭の中がスッキリした」

     

    ある男子生徒は

    「ノートをわかりやすくまとめるようになった。付箋も初めて使った」

     

    この取り組みで、中学3年生は実力テストで平均偏差値が昨年比1ポイントUP。

     

    定期テスト見直しのきっかけは、1月に校長先生が定期テストの全廃を提案したこと。

    理由は「一夜漬けを助長し、本当の学びにつながらない」から。

     

    とまどう教員もいたが、ノートの持ち込みを認めることで決着。

    生徒以上に試されるのは教員で、「ノートを見ただけでは解けない問題」にするため、

    「どんな問題を出すか考えることで授業改善にもつながった」とある教諭。

     

    前出の校長は「大学入試が知識偏重の学力観を変えていく中、生徒も教員も保護者も変わらないといけない」

     

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    この取り組みはすばらしい。

    子どもたちの「自主性」を上手に育て、「学ぶこと」の本質と期待感を高めている言える。

    「知識を運用し、アウトプットする力」を育てるには、旧態依然ではならないのである。

     

    しかしながら、多くの子どもたちは「本当の学び方」を知らないまま育っている。

    少なくとも千葉県東葛飾地域の公立中学校では…。

     

    私は、現状の定期テストの在り方を「瞬間記憶力確認テスト」と揶揄し続けてきた。

    学んでいるというよりは、「暗記」という「単純作業」をさせているだけだからだ。

     

    先日、授業の漢字テストで「肝要」を書けない子が多かった。

    漢字練習のノートには「肝要・肝要・肝要・・・・・・・」の羅列。

    子どもたちは、漢字の練習は「つまらない」という。まったく期待感を持てていない。

    正直、がっかりしてしまうが、きっと定期テスト対策もそうして「作業」しているのだろう。

    例えば、社会科は「考える科目」であるにも関わらず、ワークの知識を繰り返し覚えている。当然「面白くない」。

    これでは成績が多少伸びたとしても「飛躍的な向上」は期待できない。

     

    私たちは授業中に必ず「板書」をする。

    授業のノートは素早く書いて(自分が読み返せる程度に)、「自宅で工夫してまとめ直す」ように指示をしているが、

    なかなかこれができない子が多い。学校の授業はプリントの穴埋めが多いらしい…。

     

    自宅で再度まとめ直すことの効果は計り知れない。面倒と思うかもしれないが、面倒なことにこそ価値がある

     

    1、授業を頭の中で「映像化」して甦らすことができる。

      『このとき、先生こんなこと言ってた!』というように。

     

    2、授業中には気づけなかった「不明点」が出てくる。

      『これって、どういうことだろう…? → 調べる』というように。

     

    3、それがこの世にたった一つの参考書(自分の学習の軌跡)となる。これは復習の強力ツール。

      『問題練習をして間違えたらこの自学ノートを見直そう』というように。

     

    ほかにもいくつかあるが、このくらいにしておこう。長くなるので。いや、もう十分長いが…。

     

     

    この地域の中学校で、記事のような定期テストが採用されるの難しいのかもしれない。

    それならそれで仕方のないことだし、学校以外の場所で、そのような「学びの本質」を学べればよいと思う。

     

    ここで一つ言いたいのは、「学校でやらないから、この地域には必要なない学び方だ」と考える方がいたら、

    それは楽観的過ぎるだけでなく、その先の未来を見据えるための視野が狭すぎるということだ。

     

    現在は小中学生で、競争相手は地域の同世代であっても、いずれ「大学受験」「採用試験」を受けることになる。

    そこでは「全国区」なのだ。義務教育時期から、記事のような学び方をしてきた人と渡り合うのだ。

    その中で「生き抜く力」は十分に育っていくのであろうか…?

     

    私はこの記事を、「とある地方の斬新な取り組み」としてとれたのではない。

    子どもたちの未来のために、他人事とは思えず、「危機感をもって取り組んでいく必要性」を

    改めて認識する良い機会と捉えている。

     

    記事にあるように、「子どもたちも、教員(塾などの機関も)も、保護者も」変わらないといけない。

    社会での競争力を持つ人を育てることができる環境づくり、これまで同様、妥協せず取り組んでいきたい。

    単願・併願の私立高校を本格的に選定する時期です

    2019.10.04 Friday

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      こんにちは、塾長の水野です。

       

      10月に入りましたが、日中は暑い日が続いていますね。

      ですが、朝晩は気温が下がっています。体調管理に気を配ってください。

       

      さて、受験生は下旬から中学校で三者面談があります。

      ここでのメインの話題は、「推薦で受験する私立高校の決定」です。

      推薦には大きく分けて2種類あり、

      1、合格したら入学を約束する「単願推薦」(第一志望)

      2、他に志望校があり、保険として受験する「併願推薦」(第2志望以下)

      があります。

       

      どちらで受験するにしても、中学校と高校の先生で事前相談(入試相談という)を行うため、

      各中学校では、各私立高校の受験生リストを作成していきます。

      そういった作業も伴うため、この三者面談で推薦受験する私立高校を決定することになります。

       

      志望校の選定にあたっては、夏休みの学校見学や大きな会場での相談会、周囲からの評判など、

      様々な資料を参考にすることになると思います。

      ですが、一番大切なことは本人が「その高校に通った1年後のイメージ」ができるかどうかです。

       

      今一度、その高校に通ったときに、

      1、どのような高校生活を送りたいか、それが実現可能か

      2、高校を卒業した時の自分はどうありたいか

      を冷静考えてみてください。

       

      そして、肝心なことは「わからないことや不安なことは確認しておく」ことです。

      なんとなく「〇〇はできるよねー…」といった不確定要素を残すと、入学後に後悔してしまうかもしれません。

      必ず、受験する高校には足を運んで、できるだけ「個別相談」も受けて、しっかり話を聞いておきましょう。

       

      まだ、受験する私立高校で迷っていたり、他の学校の情報も知りたいという方は、

      ぜひ柏地域最後の進学相談会「常磐線沿線私立高校進学相談会」(10月14日、柏商工会議所)

      へいらしてみてください。もしかしたら、人生を左右するような出会いがあるかもしれません。

       

      「常磐線沿線私立高校進学相談会」の詳細はこちらでご確認ください。

      中3の夏休みに心がける5つのこと

      2019.07.13 Saturday

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        夏の総体も始まったようですね。中学3年生にとって、最後の夏。悔いのないよう、全力で燃え尽きてほしいと思います。

        そしてこの部活で「燃え尽きる」ことが1つのポイントで、「燃え尽きる」ことで夏休み以降、受験勉強へスムーズに切り替えることができます。しかし、「燃え尽きる」ことができず、心にモヤモヤしたものを残してしまうと、未練が残って切り替えがうまくいきません。精一杯の汗と涙を流して、鮮やかに終わってください。

         

        さて、夏休みは受験生にとって大きなポイントになります。高校受験生としての夏休みは一生に一度ですから、こちらも悔いのないように過ごしていきたいものです。今回は、中学3年生の夏休みに心がけておきたいことを『5つ』紹介しておこうと思います。

         

         

        1.夏休みが最大のチャンス(心構え

         

        まとまった学習時間がとれる夏休みは、一日10時間は勉強するように心がけましょう。10時間×40日間、合計400時間をどう使うかで、秋以降に圧倒的な差が出てきます。夏に何をどれだけやるか、ぼんやりと過ごさないよう、今から計画を立てましょう。目安ですが、1日に10時間は勉強できるスケジュールを考えましょう。

        先日の「私立高校一斉説明会」でも、多くの先生方が夏休みの勉強のアドバイスで仰っていました。時間がすべてではないですが、高校の先生も1日10時間くらい勉強する夏休みを送って、受験を乗り越えてほしいと願っているのですね。


        苦手科目は間違いノートや問題集に印をつけた「できなかったところ」を復習して、確実にできるようにします。得意教科は、応用問題や過去問に挑戦するといいでしょう。特に、興味のある私立の過去問には目を通しておくとよいですね。定期テストではあまり見かけないような問題にきっと出会うはずです。


        土日も気を抜かないことが大切です。そもそも、『毎日が日曜日』のような夏休みです。模試や学校見学に行く以外は、その週に消化できなかったことの予備日にしておくと便利です。計画はあくまでも計画で、その通りに進むことなどありません。このように、毎日机に向かうことが大切です。

         

        Q.年に一度の夏まつりに行くのはいいの?

        A.別に構わないでしょう。息抜きも必要です。ただ、その時間を別の日に穴埋めするようにしてください。勉強の総量は減らさないように!

         

         

        2.高校に足を運ぼう(学校選び)

         

        先日、ある私立高校の先生をお招きして、子どもたちの前でお話をいただいた際に、「高校は『期間限定で付き合う恋人』だと思って選びましょう」という言葉がありました。そのためには、まず学校へ足を運んで自分の目で見ること、自分で納得することが大切だということでした。私も、良いことを言うなぁと思って聞いていたのですが、『期間限定の恋人』という言葉には一本取られた気持ちになりました。


        また、別の学校の先生は、学校に足を運んだ際に、「眼をつぶって一年後の自分をイメージしてみましょう」とおっしゃいました。これで良いイメージができるかどうか、これはいい判断基準であるとのことでした。私も、同様の話をして、受験生が前向きに努力できるように話すことがあるのですが、やはり未来の自分をイメージするというのは、努力へのエネルギーにもなると思います。
        さて、では学校を選ぶときにどんなことを見ればいいの?と思う人もいると思います。その辺の話をしてみましょう。

         

        A.やりたいことができるかどうか
        自分の希望する高校生活を送ることができるかは大きなポイントですね。勉強・部活動・行事など、様々な観点があると思います。

         

        B.先生の表情も重要!
        学校説明会で話をするのは、たいていが校長先生、教頭先生、入試担当の先生です。これらの先生は、学校の良い面をアピールするのが仕事なので、話も上手で感じもいいでしょう。
        しかし、受付係や誘導係など、裏方の先生を見ると、普段の様子を探ることができます。先生の表情は明るいか、先生同士のコミュニケーションはしっかりとれているかなど、観察してみるとよいでしょう。また、説明会に生徒が積極的に登場している学校は、先生と生徒の信頼関係が強く、生き生きとした学校生活が送れるようです。
        説明会だけではなく、文化祭や体育祭などの行事や普段の授業を見学に行くのも普段の表情がわかっていいですね。

         

        C.進路実績のからくり
        難関私立大学の合格者数は、高校の進路指導の成果を示す目安になります。しかし、一人で複数の私立大学に合格していたり、同じ大学でも複数の学部学科に合格していたりして、その場合も、それぞれカウントするのが一般的です。だから、有名大学に50名合格としていても、10名の生徒が5校ずつ合格しているケースもあり得るのです。
        そこで、重視したいのが合格者数ではなく『進学者数』です。「何人の生徒が進学したか」は一人で数を稼ぐことが不可能です。親切な学校は合格者数と進学者数を出してくれています。出ていない場合は、個別の質問コーナーなどで聞いてみるとよいでしょう。あいまいな対応をする学校もあれば、きちんと教えてくれる学校もあるでしょう。いい判断の材料になりませんか。

         

        D.学校のカリキュラム
        学校案内には、学校のカリキュラム表が載っていることが多いです。ここから、学校が生徒をどう育てようとしているか、を知ることができます。
        例えば、文系クラスで高2から数学がない場合、国公立大学の二次試験で数学が課されると自力で合格を目指すのが難しくなります。つまり、この場合は『私立大文系』に偏ったカリキュラムということです。
        国公立大学を目指す場合には、5教科8科目をバランスよく学習する必要があり、私立高校の場合は特に、数学気篆学Aの時間を増やしたり、課外講座などで補ったりしています。
        また、文系でも経済学部などを目指す場合は、大学の授業で数学仰度までの習得が求められてきます。ですから、高2から数学をやらないカリキュラムでは、学部によってはその先が不安になりますね。
        自分の将来の目標と照らし合わせた時に、ミスマッチが起きないよう、カリキュラムに注目することは大事ですね。

         

        E.施設と費用のチェック
        まず施設ですが、見た目のきれいさだけで判断しないようにしましょう。
        ・玄関を入った時の印象
        ・教室や廊下の清掃状況
        ・トイレの清潔度
        ・職員室の雰囲気
        ・自転車置き場
        など、日常的な意識が出る場所がいくつもあります。教員たちの教育に対する熱意や、安全面や生活面への配慮も見えるのです。人が見ない場所もしっかりチェックしておきましょう。
        次に費用面で、
        ・公立=授業料が安い
        ・私立=授業料が高い
        というのは、多くの方がご存知でしょうが、授業料に必要なお金のことも考えておかないと、後々苦しいことになります。


        私立も公立も、授業料のほかに、PTA会費や教材費がかかります。そのほか、制服・教科書・修学旅行費(海外研修が必須の場合はその費用も)なども見ておく必要があります。また、私立の場合は、施設設備費がけっこう高額というケースも。スクールバスがある学校は、その費用もかかることがあります。


        公立は授業料が安くても、受験指導をほとんどしないため、予備校に通う生徒も多いです。一年間の予備校にかかる費用は、私立高校の学費よりも高額になる場合もあり、二年生から2年間予備校に通えば、私立に行くのと同等以上と言われています。


        私立は公立よりも授業時間が多く、放課後に受験に向けた課外講座を行う学校がほとんどです。もちろん、志望大学によっては、これらの講座だけでは足りずに予備校へ通う場合もありますが、どのレベルまで対応しているのか聞いてみるといいですね。ただ、放課後講座も有料の場合もあるので、要注意です。

         


        3.不得意・得意科目はバランスよく取り組む(効率的な勉強法)

         

        普段の勉強で、得意科目は先にして、不得意科目は後回しするという人が多いのでは…?
        この方法では、不得意科目に取り掛かるころには眠くなっていたり、時間が足りなくなったり…になりがちで、いつまでたっても克服できません。


        そこで、この夏は、不得意科目こそ優先的に勉強してほしいのです。なぜなら、普段40点の科目を50点に上げることは、80点を90点に上げるよりも簡単だからです。もっと言えば、40点が60点になれば、それこそ自信が持てて、やる気になれますよね。


        それでも、不得意科目に前向きに取り組めないならば、ルールを作ってしまいましょう。たとえば、月水金は不得意科目から、火木土は得意科目から勉強をスタートしてみるのです。


        自分が決めたルールを守れる自信のない人は、塾や家庭教師などの力を借りてみるのも方法の一つでしょう。ですが、あくまでもきっかけ作りとして、依存しすぎないようにしましょう。受験のときは一人で、誰も力を貸してはくれませんから…。

         

         

        4.成績の上がるノートの使い方は?(効率的な勉強法)

         

        みなさんは各教科、何冊のノートを使っていますか?「授業ノート」のほかに、「まとめノート」「やり直しノート」は必要です。さらに、「教訓ノート」があると完璧です。

         

        A.授業ノート
        授業中に先生が黒板に書いたことや話したことをメモしたり、演習問題を解くために使います。大事なことをメモに残していれば、きれいにとる必要はありません。それよりも、授業中は先生の話に集中することのほうが大事です。

         

        B.まとめノート
        家に帰って復習するときに使います。授業ノートに書いたメモや授業中に配られたプリント、教科書などを見ながら、自分なりにわかりやすくまとめておきましょう。

         

        C.やり直しノート
        定期テストや模試で間違えた問題だけをもう一度解くためのノートです。これがあれば、自分の弱点や間違いの癖を把握することができます。

         

        D.教訓ノート
        自分が「どうして」間違えたのかを書き出して、二度と同じ間違いをしないと自分を戒めるためのノートです。メモ帳サイズでもいいと思います。
        数学なら「単位を間違えない」「小数点を忘れない」英語なら「時制の一致を忘れない」などを書くといいでしょう。試験直前にパラパラとめくって確認することで、同じミスをしなくなります。

         


        5.模試を徹底的に活用する(効率的な勉強法)

         

        夏以降は、模擬試験をどんどん受けてみましょう。ある高校の先生は、「毎週でもいいくらいだ」と仰っていました。


        模試の目的は、「何が得意で何が不得意なのか」を知ること。点数が悪くても気に病むことはありません。健康診断の結果が思わしくなければ治療をするのと同じで、不得意なことを克服していけば合格が見えてきます。


        模試のあと、答え合わせはほとんどの人がすると思います。していない人は、まずここから。模試の時に自分が書いた答えを問題用紙に書き込んだり、マークしたりしておきましょう。

         


        では、間違えたときに、もう一度解き直す人・ノートにまとめる人はどのくらいでしょうか。

         

        地域の出題傾向に合わせて作られる模試に出る内容は、どれも大事な問題です。その一つひとつを確実に解けるようにしておくことが、成績アップにつながります。ベネッセの調査では、「成績上位者の8割が、○つけのあと、解き方や考え方を整理している」と分かっています。しかし、成績下位の人は半数もそれができていないそうです。

         

        この結果から、解き直しの大切さが分かると思います。弱点を知ったら対策を立てて、実行することが重要です。やりっぱなしにせず、今からでも取り組んでみましょう!

         


        では、復習の方法はどんなものがあるか、少し紹介します。

         


        A.75%復習法【数学で有効】

        全問ではなく、「正解しておかなければならなかった問題」のみを復習します。
        ⇒自分にとって難しすぎる問題は省略する
        ⇒制限時間内に「確実に正解すべき問題」を見抜き、確実に正解する意識を養う
        数学の入試問題には必ず難問があります。決して百点をとる必要はなく、「確実に得点すべき問題」を見抜くという実践力を身につけておくことが大切です。

         


        B.100%復習法【国語で有効】
        すべての問題について、正答が導かれる理由を確認して正解の根拠を復習します。
        ⇒なんとなく、ではなくて「どうしてその解答が正解なのか」という理由を考える
        ⇒選択肢から正解を選ぶ問題の場合、「どうしてこの選択肢は不正解なのか」を考える練習も効果が高い
        国語では、思い込みで解いて間違えることが多いのですが、試験問題では「あなたの考え」は聞かれていません。答えは本文中にあります。本文とのすり合わせを必ず行いましょう。

         


        C.125%復習法【英語・理科・社会で有効】
        問われたことをすべて理解することはもちろん、正解の周辺に付随する知識も吸収します。
        ⇒解答を導くためには不要でも、注釈にある単語や表現もチェックする
        ⇒「徳川家康」という答えがあったとして、逆に「徳川家康といえば?」と自分の理解度を深く確認して あやふやな箇所をチェックする
        暗記系の3科目でありがちなのは、「あいまいな記憶で選んで正解した」という問題です。経験ありませんか?あいまいな状態で解答した問題は、次の試験で間違えてしまう可能性が高いです。試験中、そのような問題に出会ったら、必ずチェックしておきましょう。

         


        ◎塾の上手な活用法(効率的な勉強法)

         

        塾に通っている人も少なくないと思いまが、塾を最大限活用できているでしょうか?

         

        最大限活用するというのは、授業料以上の価値を得るということです。

        毎回の授業を受講するだけで、自宅と塾を往復しているというのは、塾にとっては、ありがたい『お客様』です。(極端な言い方をすれば、塾の水道光熱費になっているのです。)

        みなさんが、そうならないために、塾の効果的な活用法について最後にお話しします。

         


        A.自習室はたくさん使え!
        ほとんどの塾に「自習室」があると思います。しかし、意外と利用率が高くない塾も多いようです。自習室は自宅とは違って、勉強以外の誘惑がない学習空間です。特に受験生は、この自習室をどれだけ有効活用できるかが、今後の成績を左右します。自宅でできることと、塾を活用したほうがいいことの整理をつけて、最大限活用しましょう。自習室の効果的な使い方は、塾の先生に聞いてみてくださいね。きっとアドバイスをくれるはずです。

         

        B.学校の先生が教えないことをたくさん吸収せよ!
        教育を仕事としていても、学校の先生と塾の先生とでは根本的に立場が違います。学校の先生にしか教えられないこともあれば、逆に塾でしか学べないこともあるのです。
        これは、授業料では測れない塾の魅力でもあり、最大の価値と言えるでしょう。裏返せば、学校で教われることしか教わらないのでは、ほぼ『お客様』なのです。上手に見極めて、おいしい情報をどんどんつかんでください。

         

        C.塾には独自の高校情報が目白押し!
        塾によって差はありますが、私はこれが最も大きな塾の活用価値だと思います。それこそ、『期間限定の恋人』となる高校と出会うきっかけが『塾』だった、なんていう人もいるはずです。少なくとも私はそれを作ってきましたので…。
        特に私立高校の魅力や情報は、塾がたくさん持っています。さらに、中学校の先生は生徒に話せないような内容も、塾ではお話しすることが可能です。また、塾を通して高校の先生と個人相談できることもあるでしょう。より個人的な相談もしやすいと好評です。
        このように塾を上手に使えば、授業料の対価は、純粋に授業だけではないことをご理解いただけるはずです。みんさんも塾を上手に利用してみてください。

         

         

        以上、夏休みに心がけたい5つのポイントでした。みなさん、良い夏休みを!!

        大学進学実績の真実

        2019.07.08 Monday

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          こんにちは、プラス進研です。

           

          さて、今日は各高校が発表している大学の進学実績についてです。

           

          志望校を検討する際に、3年後の進路や将来のことまで考えることもあると思います。

          では、各高校で公表している「大学進学実績」は、『額面通り』に受け取っていいものかどうか?

           

           

          このような問いかけをする時点で、答えが『NO!』であることは、想像に難くないと思いますが、この進学実績の『からくり』をご説明しようと思います。高校は人生の通過点です。将来のこともよく考えて選ぶために、よーく研究して、ぜひ高校選びの参考にしてください。

           

          まず、進学実績には様々な表現の方法があります。

           

          ‖膤惺膤兵埒堯О貳姪に現役・浪人の合計数で、1人で複数学科に合格した場合はそれぞれカウントする。そのため、「のべ合格者数」とも言われる。人数が膨らむため数を多く見せやすい。そのためか、各高校が公表している進学実績で、もっとも多い。親切な高校では、「現役生」と「浪人生」を区別しているケースもある。

           

          大学実合格者数:「実」がポイント。上記,梁膤惺膤兵埒瑤里Δ繊同じ大学の複数の学部・学科に合格しても「1人」として集計する。この数字を見ると、難関・有名私立大学に強い高校を知ることができる。基本的には表に出てこない数字と言える。

           

          8縮鮨奮惻埒堯А峺縮髻廖嵜奮悄廚ポイント。まず、△旅膤兵埒瑤ら「浪人」が削除される。さらに、「併願」(合格したけど進学はしない)の受験生が削除される。△了駑舛侶臈世蓮1人で複数の大学に合格している分までは考慮されていない点で、数名の生徒が実績を稼いでいる可能性を否定できない。「現役進学者数」は、現役でどれくらいの生徒がその大学に「進学」したかを知ることができ、志望校にストレートで合格できている高校がわかるのが利点。親切な高校は公表している。

           

          以上、3通りの見せ方があることを、ご理解いただけたでしょうか。要は、国立大の合格は「1人1校」しか稼ぐことはできませんが、私立大の合格は「1人で複数校」稼ぐことができるのです。ですから、高校説明会等で、「本校からGMARCH以上の大学に100人合格しています」等のPRをする学校が少なくないのですが、この言葉に惑わされないように、中学生とその保護者のみなさんが知恵をつけておく必要があるということです。

           

          高校説明会等で話すのは、校長(または教頭)などの管理職レベルと、「入試広報」などと呼ばれる「高校の宣伝部隊」の先生方で、とにかく話が上手ですから、惑わされてしまいやすく要注意なのです。

           

           

          そこで、今回は私が作成している資料の一部をご紹介します。この資料を見れば、各高校の

           

          ‖膤惺膤兵埒堯↓大学実合格者数、8縮鮨奮惻埒

           

          が一目でわかります。当然、「 筬◆筬」となるのですが、右端の卒業生に対する割合をみると、「8縮鮨奮惻埒堯廚猟磴気剖辰れるかもしれません。が、これが現実なのです。

           

           

          ご存知の方も多いことかもしれませんが、近年の私立大学入試は『定員の厳格化』(入学者が定員を大きくオーバーすると、国の補助金が削減されるルール)によって、各大学は一般入試における合格者を相当絞っています。ですので、以前は早慶に合格できるほどの受験生がMARCHクラスに、MARCHクラスに合格できた受験生が日東駒専クラスへと、確実な合格を求めてスライドして受験する傾向になっていて、進学校と言われる高校からも、なかなか有名私大の合格者が伸びていない現状です。

           

          では、ご覧いただきましょう。

           

           

          上表は以下を情報源としています。
          ‖膤惺膤兵埒堯С胴盥擦離曄璽爛據璽犬埜表されている数値(現役・浪人の合計)
           ※「合格者数★」の高校は、週刊朝日4月19日号に掲載された数値。(現・浪含む、一般試験のみの人数)
          大学実合格者数:週刊朝日5月3日-10日号に掲載されている数値
          8縮鮨奮惻埒瑤塙餮立大学の現役合格&進学者数:週刊朝日6月21日号に掲載されている数値

           

           

          ちなみに、こんなこともわかります。

           

          ■「合格者数−実合格者数」が大きい高校は、1人で複数の学部・学科に合格していることになります。つまり、一部の実力ある受験生が合格を勝ち取っているということです。
          ■「実合格者数」が大きい学校は、純粋に力のある受験生がそろっているということになります。

           

          ■「実合格者数=(≒)現役進学者数」となっている高校は、「推薦入試」による合格が多いと考えられます。つまり、指定校推薦やAO入試、スポーツ推薦などを利用しているケースですね。上位の生徒に指定校推薦を出すため、上位の生徒しか有名大学や国公立大学には進学できないケースが多いのです。

           

          なお、「★」のある高校で、「合格者数<実合格者数」となっている場合がありますが、これは合格者数において推薦入試等の合格者数がカウントされていないためです。

          【夢の実現へ】 Kさんが偏差値47から65へ逆転合格できたワケとは? 〜夢や目標は人を強くする〜

          2019.07.03 Wednesday

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            ―――まずはKさんのインタビューからです―――

             

            私は小学生の時、別の塾に通っていました。お友だちのお母さんの勧めもあり、中学生になるタイミングで、『高校受験に強い』評判のあった進研に通うようになりました。

             

            最初は、『塾はどこも同じ』と思っていました。しかし、進研の授業はただわかりやすいだけではなく、入試の話や高校の話、大人になってからのことなど、たくさんの話を聞くことができました。また、卒業生や高校の先生が来たりして、中1のころから高校生へのあこがれを持つこともできました。

             

            中1の頃は、とにかく言われたことを言われたとおりに実行することしかできませんでした。それでも、たくさんのアドバイスがあったおかげで、定期テストの点数や通知表の評価で苦労することは、少なかったです。今思えば、中1の時に“なんとなく”でも授業や宿題で多くの問題を解いたことが、私の成績を支えてくれたように思います。

             

            中2になって、勉強が難しくなると、言われたことだけをただやっていても、塾の実力テストの成績は思うようになりませんでした。学校の定期テストは、範囲を覚えてしまえば点数が取れるのに、塾のテストは学んだことすべてが範囲なので、古い内容からどんどん忘れていってしまうのです。学校のテストでは考えられない成績で、実力テストでは偏差値45くらいだったと思います。

            そうして悩んでいる時期、先生に「どうして点数が取れないのか、よく考えてごらん」と声をかけられました。私は「教えてほしい」と言ったけれど、先生は「教えたらその通りにしかやらないでしょ?」と教えてはくれません。でも、ここで、勉強には工夫が必要だと分かったような気がします。

             

            そして、中2の秋から冬にかけて、高校をたくさん調べて、行きたい高校をいくつか見つけることができました。ただその高校はどこも偏差値60以上で、その頃の私には到底届かない目標でした。周りの友だちは「高校なんてまだまだ」という雰囲気だったけれど、受験の話を聞いたり、高校生の体験談を聞いたりして高校を身近に感じて、興味を持てたことも大きかったです。それと、進研には私立高校の先生がよく来てくれます。知らない高校の先生でも、話を聞いたりできると高校への興味が高まってありがたかったです。私はがんばらなくちゃ!と思いました。

             

            中3になって、受験が近づくと、私は塾を「第2の家」のようにしていました。長く通っていたこともあって、とても居心地がよかったし、なにより家で勉強するより集中できました。それと、3年生になると人数も増え、一緒に勉強する友だちに恵まれて、『みんなで合格したいね!』という雰囲気の中で勉強できたこともよかったです。私はこの雰囲気が好きでした。

             

            また、内申点が足りないことで焦って、定期テスト中心に勉強する友だちが多かったけれど、私は、公立高校を受けても困らない内申点があったので、受験勉強に集中できました。進研でも、3年生から入った人たちは、内申点対策と受験対策を同時に行っていて、大変そうだな…と感じたし、私はうらやましがられることも多くて、ラッキーだったと思っています。『1年生から進研に行っていてよかった』と心から感じました。むしろ、進研に通っていなかったら…と思うと背筋が凍ります。

             

            今だから言えることで、『まだ中1なのに受験のお話…』と思ったことも正直、たくさんありました。けれど、希望の高校に進学できた今は、進研での3年間に感謝の気持ちでいっぱいです。

             

             

             

             

            (以下、塾長のコメント)

             

            Kさんはとても真面目なお子さんで、とにかく言われたことはしっかり取り組もうとする姿勢がありました。本人のコメントにもありますが、1年生の頃は通いはじめで、右も左もわからず、言われたことを実行するので手一杯でした。1年生は「基礎充実期」なので、それでも十分でしたが、苦労は多かったのではないかと思います。

             

            2年生で実力テストの成績が伸び悩みました。これは、学習の中心を「言われたことの繰り返し」に置いていたためで、どこかで転換が必要だろうと感じていたところでした。1年生から通っていたこともあって、定期試験に向けての取り組み方は定着していましたので、それ以外の部分で工夫をしてほしいな、と考えて声をかけました。もちろん、方法は教えません。それは、自分で考えて作り出すものだからです。そして、作り出せるだけの素地は育てていましたから、手取り足取り指示を出しては、Kさんの伸びしろを奪ってしまいかねません。そこは心を鬼にしています。

             

            Kさんの学年は、本当に仲間同士で支えあって受験を乗り越えた学年だと思います。それくらい、クラスの雰囲気が良かったです。もちろん、こればかりは年によって変化がありますが、ここに集まる子どもたちは総じていい空気を作っています。Kさんは『第2の家』と表現していますが、緊張感もありながら、のびのびとした独特の空気感は進研だからこそです。

             

            そして、Kさんの目標は、本人にとって高いものだったと思います。本人のコメントにもありますが、決して応用の利くお子さんではなく、いたって普通、基本をしっかり固めて、そこからじっくり思考するタイプでしたので、受験勉強に早い時期から取り組めることがポイントでした。その点、定期テストの受け方を確立していたことは本当に大きかったでしょう。受験勉強に多くの時間を回すことができました。

             

            授業の合間に高校の話や受験の話、大人になることの話はよくしています。また、卒業生や私立高校の先生のご協力もいただいて、子どもたちに高校の話を聞ける機会をたくさん設けています。Kさんの志望校選択も、それを受けたものだと思いますが、進研である程度の期間を過ごしたお子さんは、志望校を考える時期が早いのは事実です。それを見越して指導しています。

             

            Kさんの成功の秘訣は、『1年生の段階で学習の基本姿勢を身に着けることができた』+『つらい受験期に支えあった仲間の存在』これに尽きると思います。